心因性(ストレス)からの腰痛

ストレスの種類

 ストレスという言葉は、聞かない日がないくらい、よく聞きまね。
 家族、同僚、友達、テレビ、新聞など、いろいろな所でストレスという言葉を聞きます。

 このストレスですが、実に様々な種類があるんです。

 ・全身性ストレス(考えている暇のないストレス)
  生きるか死ぬかのストレス

 ・分析的ストレス(原因を頭で考えてしまうストレス)
  外的ストレス(物理的、社会的):気温、人間関係など
  内的ストレス(生理的・身体的、心理的・情緒的):睡眠不足、不安、疲労など

 簡単に言うと、ストレスとは人が受ける”外的刺激”全てのことなんです。

 

ストレスとは

 ストレスとは、そもそもどういったものなのでしょうか。

 実はストレスと言う言葉は、最初は工学・物理学の言葉で、物質に外的な圧力が加わることで起こる「ひずみ」のことでした。

 それを、ハンス・セリエというカナダの生理学者が「ストレス状態」という言葉を使い、一般的に使われるようになりました。

 ストレスとは、刺激によって生じた心身の反応のことなんです。
 その刺激をストレッサーといいます。

 人は、強い、あるいは長期間にわたる肉体的・精神的な刺激を受けると、次第に自分の中で処理できなくなってきます。いわゆる、オーバーフローです。
 このオーバーフローによって、自律神経系のバランスが崩れてしまい、さまざまな症状が現れてしまいます。

過度なストレス

 もっとも、ストレスが”0”というのも、よくありません。
 実は、適度なストレスは、生体機能を高め、免疫力の強化に役立ちます。

 問題になのは、過度のストレスによる、長期に渡っての刺激なのです。
 長い期間ストレッサーにさらされ続けると、抵抗力のオーバーフローが起きます。

 すると心身の機能が衰えて、さまざまな症状が起こります。
 脳の緊張によるホルモン分泌のアンバランスと、自律神経系のアンバランスがベースになりって起きてきしまいます。

ストレスが多いと

 気分転換やストレス解消が上手くできる人は大丈夫ですが、そうでない人が困ってしまいます。

 ストレスが貯まると、「頭の中がぎっしり」したり、「考えることが多すぎて、寝ていても起きている感じ」だったり、「感情のバランス」が取りにくくなってきます。

 さらにストレスが多いと、アドレナリン・ノルアドレナリン・コルチゾールなどが分泌され、ドロドロ血液になります。

 ドロドロ血液だと、組織に血液が上手く運ばれず、冷えや、体のダルさ、むくみなどが現れます。
 さらにストレスが酷いと、ガン、うつ病、糖尿病にまでなってしまいます。

ストレスと腰痛

 椎間板ヘルニアの2/3は、心の問題により、引き起こされていると、スイスのチューリッヒ大学が1995年に発表しました。

 本来、人間の身体は痛いはずの状況でも、その痛みを抑制するドーパミンという脳内物質が大量に分泌されて、感じる痛みを軽減させて、身を守っています。

 しかし、常にストレスを受け続けていると、脳内物質のバランスが崩れ、このシステムが働かなくななってしまいます。

 するとドーパミンの分泌が減って痛みを抑えられなくなり、ますます痛く感じます。その上、その痛みがストレスとなってドーパミンの分泌がさらに少なくなり、痛みが慢性化するという悪循環におちいってしまいます。

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