今回は、前屈するときに腰が痛くなる原因についてお伝えしていこうと思います。

実はこの腰痛は、ほとんど腰に原因がありません。

この腰痛の場合、原因は首にあります。

 

こんにちは。

名古屋の慢性腰痛専門整体院
プロビス整体研究会の榊です。

生活をしていると、１日に何度も身体を前に倒しますよね。

まず、起きる時。

この動きも、身体を前に倒す動きと同じです。

次に、ズボンを脱ぐ、履く時。

靴下を履く時。

靴を履く時。

椅子に座る時に、立ち上がる時。

顔を洗う時。

様々な場面で、私たちは身体を前に倒しています。

でも、腰が痛くて身体を前に倒せないと、様々場面で支障が起きてしまいます。

特に仕事をしていると、この動きをよくしますよね。

上司や取引先の人へのお辞儀。

車に乗る、降りる時の動作。

腰が痛いと、この動作がツラいですよね。

前屈をする時の痛みの原因ですが、以前、大腰筋が原因だとお伝えしました。

でも、他にも多い原因があります。

それは、、、

「斜角筋」

です。

 

斜角筋とは、首の横にある筋肉です。

「首が腰痛に関係あるの？」

そう思いませんか？

でも、斜角筋が原因の腰痛の人は、とても多いくいます。

特に多いのが、

デスクワーク

営業マン

片手で重い荷物を持つ人

です。

 

人は身体を動かす時、頭が最初に動きます。

特に朝の起き上がりや、椅子から立ち上がる時に、この動きが顕著です。

一度、おでこを軽く前から押さえてもらい、頭を動かさない様にこの動きをしてみてください。

絶対にできません。

これくらいのことで、人は動けなくなってしまいます。

この動きに、斜角筋が強く関わっています。

斜角筋は、パソコンをする姿勢や、営業マンの様な重たい物をよく持つ人だと、疲れ切っています。

疲れた斜角筋が硬くなり、動きが悪くなります。

すると首の動きが悪くなるので、首の動かない分、腰が代わりに動きます。

いつもより動かなければいけない腰には負担がかかり、何度も繰り返すうちに痛みが現れます。

これが、前屈をすると腰が痛くなる理由です。

 

首に原因があるので、腰をいくらマッサージしても、腰痛は改善しません。

もしあなたが、前屈すると腰が痛い、でもなかなか改善しないとお悩みなら。

一度、この斜角筋の施術を受けてみてはいかがでしょうか。